日弁連に人権救済申し立てをおこないました。(原発やめろデモ!!!会議)

「原発やめろデモ!!!会議」は、この間のデモ・集会に対する警察の過剰な警備、不当な弾圧に抗議するため、日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済申し立てをおこないました。

人権救済申し立てとは、さまざまな権利侵害について、日弁連が調査、審査を行い、権利侵害を行った機関や個人に対して警告や勧告を行うという制度です。

警察によるデモ・集会への抑圧は、原発政策をめぐる世論形成過程への不当な介入に他なりません。この重大な局面における警察による脅迫的な抑圧は、憲法上保障された正当な意見表明の機会を奪い、その萎縮をまねき、日本政治の民主主義的な意思形成に深刻な打撃を与えることになります。

また、今回の申し立ては、「原発やめろデモ!!!」のみの個別案件にとどまらず、原発事故に苦しみ、今後の原発政策に関心をよせ立ち上がっているすべての人々にかかわる高度な公共性を有しています。

人権擁護を掲げる日弁連が、この事態の重大性に鑑み、適正かつ迅速な対処をとることを、つよく要望します。

カンパ集めの中止について

呼びかけ人の皆さん
ブログを見てくれている皆さん

カンパ金集めを中止します。
当初、12人の逮捕者たちの解放に要する弁護費用などを集めるために、
緊急のカンパを呼びかけました。その後、全員が解放された結果、
当座の費用は救援会の方で賄えることになりました。
  
まったく根拠のない検挙であることが証明されたわけですが、
すでに払い込まれた方々には申し訳ありません。
金額明細を早期に報告し、生かし方を考え、提案したいと思います。

なお使途について、ご提案、ご質問は下記まで
demotohiroba@yahoo.co.uk

2011年9月29日記者会見@日本外国特派員協会

9月29日に日本外国特派員協会で行われた記者会見のアーカイブを公開しました。
※随時通訳の「日→英」部分を省いた短縮版です。
※全編は岩上チャンネルでご覧下さい。

9月29日午後3時より共同声明記者会見を日本外国特派員協会で行います。

先日9月11日の新宿脱原発デモでの12名のあまりに不当な逮捕について、
東口広場で話した柄谷行人さんを筆頭に大学教員などの人たちが動き始めました。

違法な逮捕への共同抗議声明を発表するとともに、
今後も必要とされる救援基金(詳細は未定)の原資にできるようなカンパを呼びかけます。
さらに、ここから専門的知識のある人たちによる警察監視の行動を生み出せれば、と考えます。
その立ち上げとして、9月29日(木)に日本外国特派員協会で記者会見を開きます。

共同声明記者会見
【日時】2011年9月29日(木)15~16時
【場所】日本外国特派員協会
【スピーカー】柄谷行人、雨宮処凛、鵜飼哲、小熊英二ほか
※協会会員以外の記者の方は、要予約(日本外国特派員協会サイトより)
※記者の方のみ予約可能です。一般の方はご遠慮ください。